石田美栄の発言 (国際問題に関する調査会)
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○石田美栄君 民主の石田美栄と申します。
今、国際紛争あるいは安保理、そういう派手な部分を中心にお話がずっと進んできまして、魚住委員が少し違った観点で、私も多分お話しいただくのは同じような方向になるかと思います。
特に私は、一九七五年の国際婦人年、その後の国連婦人の十年、このことに非常に関心を持ってきた者です。あの当時の国際情勢、冷戦下で核戦争の危機が非常に高かったその状況の中で、人類の歴史の中でいろいろ過去を見て何が違っているかというと、この地球上で女性が社会に進出してきたという事実だけは人類の歴史で違う点です。特に、女性というのは生命を生む部類の人間という、そういう地球規模で女性の社会的発言、地位を高めておくことが、将来、平和というか地球を救うのに役立つのではないかというような思想があってあれが設けられたというようなことをある書物で読んだこともございます。
日本でもあれを機に女性の権利意識が非常に高まって、あれ以後、国連婦人の十年、あらゆる形態の差別撤廃条約を中心にして日本での女性の地位も高まってきて、発言力もそれは著しいものがあったことを見てまいりましたし、世界的にも、今回の対人地雷全面禁止条約といったものもトップに女性がいるというのに象徴されるように、いろんな面でそのことは大きな効果があったのではないかというふうに私は見ております。
国連の中では数限りなく次々というくらい条約がつくられ、こういった活動について明石参考人はもう本当に国連の生き字引でいらっしゃいます。先ほどの国連の新しいそうした方向、私もこれはある意味で国連の成熟という方向なのかなと思います。こういった国連の活動、もちろん平和と結びつく、その後、国際児童年だとか障害者年とか、ずっと続いてきておりますね。こういった国連の方向について、魚住委員への御回答と類似するかもしれませんが、そういう評価、国連の中での動きがどういうふうになってきたのか、見てこられたことをお伺いしたいなと思います。
こういう方向の将来、国連の役割、将来展望、またその中で日本は国連の立場から見られてどういう活躍があったのか、あるいは今後どういう取り組み、役割が重要かといったようなことをお教えいただければと思います。