明石康の発言 (国際問題に関する調査会)

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○参考人(明石康君) 私は、数年前、東ティモールの問題を国連で担当させられておった時期がありましたけれども、現在、交渉がどういう状況に達しておるかということについて十分に把握しておりません。そういうことで、櫻井委員に対して満足なお答えができないと思います。
 しかしながら、スハルト政権からハビビ政権にかわって、インドネシアのこの問題に対処する態度もかなり柔軟性を帯びておるようでございますし、その点、インドネシアとポルトガルの立場が相当接近しつつあるということで、国連の仲介のもとに東ティモール問題解決の可能性はかなり強まっておるんじゃないかと思います。しかしながら、私は、現在の国連ないしは国連事務総長のこの問題に対処する立場がどうなっておるかについては把握しておりません。
 それからもう一つ、戦後補償の問題。私はこの問題についても具体的にはお答えできるような知識を持っておりませんけれども、大きな意味での戦後処理、法的な処理のみならず、道義的な精神的な意味での戦後処理という面から、我が国とアジア諸国との問題はすべて解決しておるわけではありませんし、これは大きな意味での信頼醸成措置というものがこれからも引き続き相当強力に、また広範に展開される必要があろうかと思います。

発言情報

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発言者: 明石康

speaker_id: 32147

日付: 1998-09-25

院: 参議院

会議名: 国際問題に関する調査会