清水嘉与子の発言 (国民福祉委員会)
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○清水嘉与子君 本当に私たちの周りに百歳以上の方が普通にいらっしゃるような時代が迎えられるようになるんだと思いますが、これからはそういう方々が生き生きと元気にしていらっしゃるというような時代をつくるのが厚生行政の目的じゃないかと思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。
ところで、今御指摘のありました医療保険改革の問題でございますけれども、平成十二年から抜本改革をしようということで今政府内で検討されていることは承知しております。恐らくその下敷きになっておりますのは、昨年の夏に厚生省が出しました「二十一世紀の医療保険制度」、あるいはその後、与党協、当時の与党三党でつくりました「二十一世紀の国民医療 良質な医療と皆保険制度確保への指針」といったことがその一つの下敷きになっているんだろうというふうに、この一年の厚生省の動きを見ておりますとわかるわけでございます。
これもやはり財政構造改革の枠の中でつくられた作業であるということを考えますと、いろいろ問題があることは事実でございますが、しかし私はこの中で、確実に財政支出は伴うんだけれども、そういう方向で指摘されている問題として人材の育成の問題、これに力を入れているということには評価をするわけでございます。
例えば、医師、歯科医師の臨床研修を義務化する、そしてこれにも手当を出すんだという前向きの姿勢、そして薬剤師の教育も六年を検討するんだというようなことが出されております。恐らくもうこれは当然のことながら患者サービスの向上につながっていくということで私は大変賛成するわけでございますけれども、こういった方向というのは、当然こういう職種の需要がある程度満ちてきた、需給がうまくなってきたということを背景にこういった改革が行われるんだというふうに思います。
看護婦についてはどうかといいますと、看護婦についても資質の向上が求められている、そして入院期間の短縮あるいは社会的入院の是正、このために看護体制の充実あるいは訪問看護など在宅ケアの整備を進めることが指摘されているという時代になってまいりました。つまり、こうした意味で、看護婦の量的な確保だけでなくて、資質の向上が良質な医療保険サービスの提供にかかわっているんだということを認識してくださったことは、これは当然のことではございますけれども、大変よかったことではないかというふうに思っているわけでございます。
ところが、その看護婦の方でございますけれども、また一方において病床のこれからのあり方を検討するんだと、急性期病床あるいは慢性期病床、療養型病床群に分けて、そして医療従事者の人員配置もそれに合った人員配置をまた考えるんだと。特に看護については、従来のように患者何人に看護婦何人じゃなくて、看護の必要に応じて、そういう必要度も加味するというようなことがうたわれているわけでございます。
現在のままの需給計画というんでしょうか、看護婦の見通しを見ますと、ほぼいいところをいっている、かなり予定を上回っているんだということは聞いておりますけれども、この新しい考え方で整理されたときに、一体看護婦の需要というのは高くなるのか低くなるのか、また需給状況が再び逼迫するというようなことがあるのかどうか、その辺についてお答えいただきたいと思います。