清水嘉与子の発言 (国民福祉委員会)

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○清水嘉与子君 看護婦の平成八年のデータが出ていますが、百三万人、恐らく今ごろは百十万くらいにはなっていると思いますけれども、相当な数がふえてまいりました。今、局長は将来のことはわからないというふうにおっしゃいましたけれども、恐らく今のベッドはもうこれ以上ふえていくことはないと思いますし、その中で仕分けがされたにいたしましても、看護婦がこれ以上もっと必要になる、もう需給が逼迫するということはないんじゃないかと私は思っているわけなんです。むしろ、仕分けをしたところで、あるいはまた在宅、地域にもっと看護婦が行かなきゃいけないというような部分も出てまいりますけれども、恐らく准看護婦というよりも看護婦の方の需要が高くなるんじゃないかというふうに思います。
 というのは、今でも、例えばこの五年間くらいを見ますと病院に十万人の看護職がふえていますけれども、このうち九万人は看護婦です。一万人が准看護婦。診療所においてもむしろ准看よりも看護婦の方がふえているということを見ますと、もうこれからは余り准看護婦に頼るということはなくなるんじゃないかな、そういう期待をしているわけです。
 ところで、こんなふうになってきた看護婦、現場に行ってみますと、看護婦さんたちが非常に自信を持って豊かに一生懸命仕事をしているという姿に触れまして本当に私もうれしく思っているわけですけれども、その看護婦の問題について、一昨年の十二月に、二十一世紀の初頭に看護婦養成制度を統合しようというような厚生省がつくった検討会の報告が出されたということで、今まで看護婦不足がひどいときにはとてもこんなことを言っていられなかったわけですけれども、やっとこんなふうになってきたのかなと。
 もちろん今足りていると言っているわけではないわけです。まだまだ足りないけれども、やがてはそういうふうになるんだということでこういう報告が出されたということでございまして、確かに制度創設のときと比べますと、今やもう准看学校に入っている人の九五%以上は高卒になつちゃっている。そして、准看になりたいというよりも、看護婦になりたいけれども道がないから准看から行くというような人が実際にふえているという現状を見ますと、やっぱりこの辺も整理しなきゃいけないなというふうに思っているわけでございます。
 ところで、昨年の四月一日、当厚生委員会におきまして同僚の南野知惠子議員が准看養成の停止について質問したのに対しまして小泉大臣が、できるだけ早い時期、二〇〇一年、できればそういう目標に向かって進みたいけれども、その間いろいろな事情があると思います、できるだけ准看護婦から看護婦になる道を大きくあけて、資格を取りたい方についてはそういう環境を整備して、できるだけ早い二十一世紀、本来なら二〇〇一年と言いたいところでありますけれども、それに目標を持って早く到達できるように努力していく、それがいいんじゃないかというふうな御答弁をされております。
 まず、宮下大臣に改めてこの問題に対します基本的なお考えを伺いたいと思いますし、またこの二年間、いろいろな事情というのをどうやって厚生省がクリアして、どんな手順でこの作業を進めていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 清水嘉与子

speaker_id: 30696

日付: 1998-09-17

院: 参議院

会議名: 国民福祉委員会