常田享詳の発言 (国民福祉委員会)
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○常田享詳君 薬価差問題を解消するための新たな薬剤費の支払い方式として日本型参照価格制度が検討されているわけでありますけれども、先ほど申し上げましたように、日本医師会を初め多くの関係者が指摘しているように、本当に参照価格制度が目的どおり機能するのか、懸念する声がたくさん出ているわけであります。
そこで、時間の関係上、絞って何点かお尋ねをしてみたいと思いますが、基本的なことについてであります。
参照価格制度では、医療機関や保険薬局は薬価基準にかわって実購入価格で保険請求することになります。しかし、現在の医薬品の流通実態を見てみますと、薬価差益を求めようとする医療機関のいわゆるバイイングパワーが強くて、医療機関への納入価が決まるまでに数カ月を要している等もあり、また仮納入、仮払いというようなこともまかり通っているのが実態であります。
実購入価格が正確に把握できない場合、新たな薬価差益を生むことにもなってしまうわけであります。日本型参照価格の前提として医薬品の流通における価格形成の透明化が必要であると私は考えております。例えばメーカーの仕切り価格の公表、卸の公定マージン制の導入、こういったことを入れることによって透明化を図っていかない限り日本型参照価格制度というものは有名無実なものになってしまうし、目的を達成することはできないというふうに考えますが、このことについてお尋ねをさせていただきます。