宮澤喜一の発言 (財政構造改革に関する特別委員会)

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○宮澤国務大臣 平成十年度当初予算を御審議いただいております過程で、確かに今御指摘のように、平成十年度当初予算というものには国債減額等々、おっしゃいますような緊縮的要素がかなりございまして、そのことは、しかし、経済の動向に明らかに矛盾をするような姿になっておりましたから、それは御指摘のとおりだと私は思うんです。したがって、当初予算が審議されている段階で、既に補正ということを大っぴらにみんなが議論するような大変矛盾した局面になりました。明らかにそれは、政府の経済に対応する予算措置としては一種の矛盾を露呈しておった、そのことは認めなければならないところであると思います。
 結果といたしましては、参議院選挙がございまして、恐らく、いろいろなことがございますけれども、そのような政策に対する批判が参議院選挙の結果にあらわれたと申さなければならないであろう、結果責任ということはそういうことであると思います。
 そこで、私どもの党内におきましては、実はそういう問題についての党内での処理は行われまして、いろいろ事情がございますから余り単純化して申し上げることはできませんけれども、党内のリーダーシップの交代がございました。そしてそのリーダーシップの交代の中で、我々が与党として従来推進してきた政策についての批判がリーダーシップの争いの中で行われました。そして現在のリーダーがリーダーになったということ、これは私どもの党内における一つの責任の明確化、責任追及のいわば自己改革的な動きであったというふうに考えております。そのことは、国会におきましては首班指名という形になったわけでございます。
 本来ならば政権の交代があるべきであったろうという御議論は、これはまたございますかと思いますけれども、現実には、国会におきまして小渕首班が選ばれた。こういうプロセスを考えてみますと、私どもは、私どもの党内において、やはり自分たちの政策の不適正、不的確であったことについての反省を私どもの党内なりにはいたしておったというふうに私は考えております。

発言情報

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発言者: 宮澤喜一

speaker_id: 13804

日付: 1998-12-03

院: 衆議院

会議名: 財政構造改革に関する特別委員会