堺屋太一の発言 (財政構造改革に関する特別委員会)
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○堺屋国務大臣 借金の上限というのは、そのときの経済状態によりましていろいろ変わってまいります。財政と経済動向、景気対策とは、絶対にこっちがここまでだと、例えば財政の限界がこれだから、どんなに景気が悪くともそれ以上出せないとか、あるいは景気が悪いから青天井で出していいとか一概に言えるものはございませんから、その都度変わるものだと思います。
ただいまお説にございましたマーケットの反応、これを仮に株価で見ますと、過去二回、平成九年の十一月とことしの四月に経済対策を発表いたしましたが、残念ながら、その両方とも、発表するなり株は下がっております。今回は、発表した日が十一月十六日、この日が一万四千四百二十八円二十七銭というのが東証の日経平均でございましたが、ついおとといまでは一万五千円を超えておりました。きのうちょっと割りまして、きょうは朝からちょっと安いようでございますが、これはいろいろな要因があって動きますから、株価に一喜一憂するのはいかがなものかと思います。
ただ、お説のように、人々に説得をしていくというのは非常に大事なことだと思いまして、私も、この補正予算あるいは緊急対策だけではなくして、金融の対策のときも、七月、八月ぐらいには、世論のまとまりといいますか方向性で公的資金の投入にはかなり批判的な世論が多かったのですが、いろいろなテレビその他に出演させていただいて御説明申し上げると、徐々に納得していただいている、景気対策の重要性、金融再建の重要性というのはかなり納得していただけるようになっているんじゃないかな、こう考えております。