宮澤喜一の発言 (行財政改革・税制等に関する特別委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) それは大変ごもっともなお尋ねだと私も思いますが、実はこの凍結をいたします決意をいたしましたときに将来のことをいろいろ議論いたしましたが、大変率直に申しますと、まず将来このような計画をもう一遍考えられる時期というものは、少なくとも我が国の経済がはっきりした成長路線に現実的に乗るという見通しがきちんとした時点でないと無理であろうということまでは関係者の認識はほぼ一致しておりますけれども、さてその時点になってどういうことをするのかということについては余り細かい議論はいたしておりません。
少なくとも、その時点になりまして、今廃止されましたあるいは凍結されました幾つかの条項が、フリーズされたものが解凍されるようにそのまま生き返ってくることは恐らく基本的にはないであろう。そのときの日本経済というのはもっと新しい姿になっておるわけであるから、今考えたようなことがもう一遍そのまま生き返ってくることは多分ない。殊に、長期計画におきましてはもう既に経過年次が経過するということになってまいりましょうから、それはないであろう。しかし、そうかといって恐らくその段階で我が国の財政は相当の長期負担を背負っておるはずでございますから、それをいつまでもほっておいてはいけないという意識は必ずよみがえってくるに違いない。
ですから、その問題についてどうするかというような議論は恐らく再び行われるのではないかといったようないろいろな予測、議論はございますけれども、基本的には将来もう一遍この問題を考えるときには新しいベースで考える方がいい、こういうふうに関係者の議論はそんなところをみんなで考えておる。
大変ぼんやりしたお答えで申しわけございませんけれども、それが実態であろうと思います。