与謝野馨の発言 (商工委員会)

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○与謝野国務大臣 この法律の中にあります思想というのは、昔は環境問題を議論するときに経済との調和という言葉をよく使っていたわけでございますが、今回の思想は、調和ということではなくて、二つのことを同時に実現するという考え方です。
 調和という考え方は、どっちかが引っ込むことによって調和する。いずれかの、両方引っ込むとかそういうことで全体を調和させていこうという思想が、実は初期の段階の環境問題を論ずるときにあった思想です。今回のこの法律の思想は、環境問題もあるいは安全管理の問題も、法律の中に書いてありますことに関しましては、調和ということよりは、目的をすべて同時に達成するという考え方が書かれているんだろうというふうに私自身は理解をしております。
 そういう中で、やはり企業が環境問題をしっかりとらえ、また環境問題に対応した施策を企業自身としてやっていくためには、何らかのインセンティブが必要だろうという思想を先生おっしゃっていると思います。それも一つの、目的ではありませんで、目的を達成するための手段を論じているわけですから、目的は同じ、手段はいろいろ、目的をよりよく達成するための手段というものは、それは一つの思想としては十分考えられる思想ではないかなというふうに、先ほどから先生の御質問を伺いながら自分で考えていたわけでございます。

発言情報

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発言者: 与謝野馨

speaker_id: 23890

日付: 1999-05-19

院: 衆議院

会議名: 商工委員会