小渕恵三の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(小渕恵三君) 奥田建議員にお答え申し上げます。
 冒頭、中村法務大臣の辞任についてのお尋ねがございました。
 昨日午前、中村法務大臣から私あてに、自分の言動をめぐって国会運営に重大な支障を来しておる責任を痛感しておる、その責任をとって法務大臣を辞任いたしたいとして辞表の提出がありました。私といたしましては、国会審議の重要性を認識された中村大臣の決断を重く受けとめ、これを受理し、陣内氏に法務大臣を命じたところでございます。
 奥田議員から、中小企業の貸し渋りの問題を初めとして、幅広い御質問がありました。後ほど与謝野大臣から御答弁申し上げることになりますが、私といたしましては、昨年七月の総理就任以降、中小企業の問題について、最重要課題の一つとして取り組んできていることを、ぜひ御理解いただきたいと思います。
 そこで、私へのお尋ね、すなわち、多額の公債発行についてリスク認識を有しているかとのお尋ねでありました。
 私も、三十一兆円の公債を発行し、残高が三百二十七兆円にも達すると見込まれるこの財政状況を、危機感を持って受けとめており、将来世代のことを考えるとき、財政構造改革という大変重い課題を背負っていると痛感いたしております。しかしながら、現在のようなマイナス成長が続き、税収が減少しておる状況では、財政再建は、なかなか簡単なことでこれを行うことは難しく、まずは景気回復に全力で取り組みたいと考えております。
 その上で、財政構造改革につきましても、経済が回復軌道に乗った段階におきまして、財政、税制の諸課題につきまして、中長期的視点から幅広くしっかりとした検討を行わなければならないと考えておる次第でございます。
 残余の質問につきましては、関係大臣から答弁させます。(拍手)
    〔国務大臣与謝野馨君登壇〕

発言情報

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発言者: 小渕恵三

speaker_id: 19131

日付: 1999-03-09

院: 衆議院

会議名: 本会議