宮下創平の発言 (本会議)
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○国務大臣(宮下創平君) 松崎議員にお答え申し上げます。
まず、国民年金保険料の引き上げの凍結についてであります。
今回の国民年金保険料の凍結措置は、我が国経済の状況にかんがみ、緊急避難的な措置として講じるものでありますが、国民年金保険料は本年四月から引き上げられることが既に法定されているため、その凍結措置については、全体の年金制度改正の議論に先行して行う必要があったものであります。
今回の保険料の凍結措置を踏まえた平成十一年財政再計算に基づく年金制度改正の具体案については、今後、政府・与党内の合意を取りつけた上で、法案を作成し、速やかに国会に提出したいと考えております。
次に、凍結の解除の時期、条件等についてであります。
先ごろ公表いたしました年金制度改革案大綱におきましては、平成十六年、二〇〇四年までの間に、保険料の引き上げの凍結解除と国庫負担割合の二分の一への引き上げを図るものとしておりますが、その具体的時期につきましては、今後の景気回復の状況や安定した財源の確保など、総合的な事情を勘案しながら検討すべきものと考えております。
国庫負担割合の引き上げにつきましては、御指摘のように、改正案大綱におきまして、安定した財源を確保し、別に法律で定めるところにより、国庫負担割合の二分の一への引き上げを図るとしておるところであり、財源確保と一体として考える必要がございます。財源確保については、国の厳しい財政状況を踏まえながら検討する必要があると考えますが、その具体的な方策については、今後、国民的な議論によって検討されるべき課題であると考えております。
厚生省といたしましては、平成十六年、二〇〇四年までに、状況が整い、国庫負担割合の引き上げとそのための財源確保及び保険料の凍結解除が行われることを期待し、また、その方向で努力してまいらなければならないと考えている次第でございます。
以上でございます。(拍手)
〔国務大臣堺屋太一君登壇〕