齋藤勁の発言 (外交・防衛委員会)
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○齋藤勁君 北方四島問題についても何点かお尋ねしたいんですが、その前に、なかなかロシアの政局のこれからを占うというのは難しいことではないかという気がいたします。ただ、はっきりしていますのは、十二月に国会議員選挙があり、来年大統領選挙がある、こういうスケジュールが明らかになっています。そしてまた、ステパシン内閣がスタートしましたけれども、第一副首相任命をめぐりまして、任命したけれどもまた交代をする、一年間に三回も内閣が交代すると。日本もいろいろ世界から言われますが、ロシアほどひどくないわけであります。そしてまた、この秋にエリツィンさんに訪日してほしいという小渕総理からの親書もということですが、健康状態ももうひとつはっきりしない不安な状況があると思うんです。
そういう点で言いますと、私は前にもこの委員会で指摘させていただいたことがあるんですが、平和条約交渉の加速化ということで、非常にエリツィン大統領と前橋本総理、そして今小渕総理ということで友好関係を築いていますが、外務大臣が今回訪問した意図といいましょうか、多分今の小渕内閣では、ともかく年内に訪日していただいて平和条約交渉を明確にして早く決着をつけたい、こういう真意があるのではないかなと思います。
もう一方で、ロシアの政局が非常にこれから混乱をしていくのではないかという危惧がありまして、元も子もなくなってしまうのではないかというような、私はある意味では極端なおそれもあるような見方をしているんです。
外交でよく一元外交、二元外交、多元外交とありますが、ロシアの十二月の選挙結果を見なきゃわからないんでしょうけれども、どういうふうにこれから日本として、年内ということは射程距離にあるんですけれども、少し中期的、長期的にロシアとどうおつき合いをしていくかということについて、外務大臣としてどういう基本的な考え方、スタンスを持っておられるのか、お尋ねしたいと思います。