高野博師の発言 (外交・防衛委員会)
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○高野博師君 まず最初に、IAEAとの保障措置協定追加議定書について幾つかお尋ねいたします。
査察制度というのは核物質の計量管理が正しく行われているということを確認するためにあるということで、これは国とIAEA、そして事業者との関係でありますが、イラクや北朝鮮の場合のように申告した情報が正確でない、あるいは矛盾があったということで核開発疑惑が高まったという経緯がありますが、イラクや北朝鮮は国家であるんですが、例えば国際的なテロ集団あるいは犯罪組織、ゲリラ組織、こういう組織、集団が核物質を密輸入した、そして核兵器を製造するようなことができないようにするための保障措置というのはあるんでしょうか。例えば、旧ソ連の核施設から核物質が密輸されて国際的なテロ集団に流される可能性、こういうものはないのかどうか。
事業者に対して、国とかIAEAが査察できる状況ならいいんですが、世界的に見れば必ずしもそうでない状況にある国とか地域もあるわけで、その場合、この保障制度の基本である計量管理というのが機能するのかどうか、これについてお伺いいたします。