花田啓一の発言 (経済・産業委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(花田啓一君) 極めて難しい質問をされてしまいましたが、基本的には先ほども申し上げましたようにパソコン及びインターネット、そうしたものを使って仕事をしているというふうなものがSOHOであるという認識で構わないと思います。それは形態的なものでして、御質問に答えられるかどうかわからないんですが、要するにSOHOというものは個人もしくは極めて小規模で仕事をするんだという基本的なマインドがあるわけで、これは人間にいろいろな考え方があるように、価値観があるように、まさしく多様化している価値観の結果だろうと思います。
ですから、私は会社員がいいという人も当然いらっしゃるでしょう。会社員の中でも、九時から五時まで働くだけで給料はそんなに上がらなくていいよという人もいらっしゃる。もちろん、一生懸命エリートとして出世したいという方もいらっしゃる。同様に、会社員という形ではなくて自分でビジネスをしたいという方もいらっしゃる。人間にはそういったいろんなタイプのベクトルがあると思うんです。ですから、そういった中で個人という形で自分の力を信じて仕事をしていくという部分だと思うんです。
実際の職業としては、デザイナーですとか翻訳業ですとかプログラマーですとか、いろいろな形がありますが、プログラマーをやっているからその人がSOHOかどうかということは実は非常にわかりにくいことでして、その人自身がいわゆるSOHO的マインドで自分自身の力を信じてやっていくんだという気持ちがあればプログラマーの人でもSOHOと呼べるかもしれませんし、いや一時的に今SOHOなんだけれども、実は私は会社員になりたいんだという人は余りSOHOとは呼びたくないなという気分があります。
同様のことは例えば農業においても、農業というものは第一次産業ですが、自分の畑で耕したものを、まさしくホームオフィスですが、インターネットを使って販売したい、産直したいというような考えをお持ちの農業の方はSOHOと呼んでもいいのかもしれない。
事ほどさように、業種でSOHOというものをくくるのは非常に難しいので、質問にお答えできたかどうかわかりませんが、業態としてのSOHO、そしてある種文化的な側面、マインドの問題としてSOHOというとらえ方をしていただければ幸いです。