本岡昭次の発言 (国旗及び国歌に関する特別委員会)

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○本岡昭次君 この特別委員会の審議を通して、今までタブー視されてきた感のある国旗・国歌をいかに教えるかということについてかなりいろんな議論がされました。そして、官房長官なり文部大臣の答弁を含めて一つの方向も出てきたようにも思います。
 それで、私は、官房長官と文部大臣の答弁から、国旗・国歌をいかに教えるか、これ、すべてではありませんけれども、答弁に出てきた内容について確認をさせていただきたいんです。
 まず官房長官ですが、八月二日の本委員会で、我が会派の石田美栄委員の質問、学習指導要領等に掲げてあることをどう教えるのかという質問に対して次のような答弁をされております。
 全部ここで読みますと、ちょっと大変な時間をとりますので、私にとって必要な部分だけ読み上げることをお許しいただきたいと思います。
 教育現場におきまして、教科書に載っているけれども、教えてもらうまでに卒業してしまうんです。だから、いわゆる明治以来の我が国の異常な歩みは知らないまま、教えられないまま卒業してしまうんです。そして、日の丸と君が代は、少なくとも入学式、卒業式で無味乾燥な対立が行われているわけです。そして、教育の中で正確に日の丸・君が代の歴史、また一時期ゆがめられて使われた事実をきちっと教えることによって学校現場の教育が生かされ、民族のアイデンティティーとなって国際的な人間として我が国の国民が育っていくよう努力していかなければならない。こういう答弁をしております。その後の答弁を見ると、またこの席で私は文部大臣にも要請をしておきたいと思うわけでございます。こう書いてあるんですが、私なりに約して申し上げているわけであります。
 私は、卒業式と入学式の日の丸・君が代の対立がすべて無味乾燥なものとは思いませんけれども、この官房長官の答弁は、教育現場における今後の論議に重要な示唆を与えていると、ある意味では肯定し、評価をしたいわけであります。
 そしてまた、文部大臣も同じく八月二日の竹村委員の質問に対して、戦前戦後の客観的な事実については子供たちにしっかり教えなければならない。歴史教育は特に近現代史の教育が極めて大切だということは認識いたしております。正しく教えることも国際理解を深める上で重要であります。官房長官と、抽象的な表現ではありますけれども、同じように戦前戦後の客観的な事実というものを子供にしっかり教えよう、こういうことで歴史教育に対する重要な認識を示されているわけで、これについても私は同感であります。
 そこで、野中官房長官、有馬文部大臣のこの答弁を、国旗・国歌をいかに教えるかということについての政府答弁として私は確認させていただきたいのです。よろしいでしょうか。

発言情報

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発言者: 本岡昭次

speaker_id: 10540

日付: 1999-08-06

院: 参議院

会議名: 国旗及び国歌に関する特別委員会