笠井亮の発言 (国旗及び国歌に関する特別委員会)

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○笠井亮君 今回の法案はそこが問題なんです。
 今、総理が言われました思想、良心の自由、内心の自由は何人も侵してはならないんです。特に、国家権力がそれを制限したり禁止することは許されない。これは当然大きな問題を生むからであります。
 ところが、総理、去る六日の当委員会で我が党の阿部委員が、日の丸・君が代を国旗・国歌として掲揚し斉唱することに反対だという教員たちの考えが法制化によって変わると思うのかと質問したのに対して、野中官房長官は、変えていただかなければならない、変えていただかなくてはならない、こう答弁されました。私、これは重大だと思うんです。政治権力の中枢にある者がおよそ人の考えを変えてもらわなければならないと政治的威嚇をすることは憲法上断じて許されないことだと思います。
 日の丸・君が代の掲揚、斉唱に反対という考えには歴史的な根拠がございます。戦前に侵略戦争の旗印として、また主権者たる天皇をたたえる歌として使われてきた、だから反対だ、今の憲法にふさわしくないと思っている、そういう教員たちの考えを今回の法制化によって変えてもらうというのはどういうことか。一体どうやって変えるんですか。

発言情報

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発言者: 笠井亮

speaker_id: 27017

日付: 1999-08-09

院: 参議院

会議名: 国旗及び国歌に関する特別委員会