斎藤徹郎の発言 (財政・金融委員会)
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○政府委員(斎藤徹郎君) 今、先生御指摘の基本計画が昭和四十六年に策定され、それから平成七年八月に新計画が策定されておりますけれども、これはいわばグランドデザインといったものでございまして、その中間期にそれぞれ段階計画ということで当面十年の計画を策定し、適宜見直しを行ってきているところでございます。その結果として、石油備蓄、火力発電所、石炭中継基地、自動車関連産業の立地など成果を上げてきております。
昭和四十六年当時、重厚長大産業の企業立地としては太平洋ベルト地帯が超過密状態にあった。そこで北海道の未利用広大地である苫小牧東部地域に新たな企業立地を求めたわけでございます。このような当時としては時代の要望を担った計画でございましたけれども、今日の状況からいいますと、そういった重厚長大型産業の誘致といったこと自体が時代の要請にそぐわないものになってきているところでございます。
私ども北海道開発庁としましては、苫東計画全体についていわば計画責任を負っているわけでございますが、その時々で最大限努力をし、何とかしてこの計画をうまく進めようということでやってまいったつもりではございますけれども、振り返ってみれば、今日のような苫東会社の破綻といった事態を踏まえますと、その時々における見通しが甘かった、あるいは計画の改定について適時適切にできなかったという点は指摘できるところでありまして、その点は真摯に受けとめてまいりたいと思います。