中川昭一の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(中川昭一君) おはようございます。
今、長峯先生からお話がありましたが、私もかすかに外米の記憶、それから学校給食での脱脂粉乳、余りいい思い出がないわけでございますが、その後、経済成長とともに我が国がお金を出せば世界じゅうからいろいろおいしいものが手に入るという、ある意味ではこれはいいことなのかもしれませんけれども、その結果として自給率が大変下がってきたということについてはやはり農政上問題があるのではないか、また国民生活上も問題があるのではないかということで、新しい基本法十六条にその趣旨のことが書かれておるわけでございます。
先生御指摘のように、家庭の食料、おうちの中での食料でも約五%が捨てられておる、全体としては業務用を含めると大変な食料が食べ残し、ごみとなって捨てられているということでございまして、これを何とかしていかなければならないということであります。
もう一つは、食生活の変化によりまして、いわゆる日本型食生活という世界でも冠たる非常に健康にいいヘルシーな食生活が、どうも脂質の向上、肉を食べるなとか脂をとるなというところまでは申し上げませんけれども、やはり肉ということになると、えさはほとんど輸入だということで、これも自給率に影響を与えるということで、農林省、厚生省そして文部省、協力し合いまして、我が国の食生活を、自給率向上、そしてまたヘルシーな日本型食生活をもう一度復活させようということで努力をしておるところでございます。
これは、啓蒙普及、いろいろございますけれども、特に子供たちに対する日本型食生活の理解というものが非常に重要であろうということで、有馬文部大臣にも大変御理解をいただきまして、文部省ともタイアップしながら日本型食生活の普及といいましょうか復活といいましょうか、それに向けて努力をしております。
また、食を考える国民会議というものを通じた運動の展開等々も活用いたしまして、食生活の改善、日本型食生活の普及に向けて、これは国民的に理解をいただかなければならない、国がこうしろ、ああしろと言うには限界がある話だろうと思いますので、国民の皆様方の御理解をいただくべく、政府としても、また地域あるいは消費者サイド、生産者サイド挙げてみんなで努力をしていこうというふうに考えて、新しい基本法の精神の一つとして自給率向上、そしてまた日本型食生活の普及に努力をしていきたいというふうに考えております。