国井正幸の発言 (農林水産委員会)

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○国井正幸君 自由民主党の国井正幸でございます。
 これからの農政を展開していく上での基本的な方向性についてぜひこの機会にお伺いをしたい、このように思っています。
 目下、政府から本院に対して新しい農業基本法、いわゆる食料・農業・農村基本法が提案をされておるわけでございまして、その提案理由の中で大臣は、これまでの農政というものは成果を上げてきた面がある一方で、国民が不安を覚えるような事態が生じるに至っている、こういうふうに書いてあるわけです。
 何が問題か、こういうことでこの記載を読んでみますと、一つは食料自給率が低下をしてしまった。二つには食生活の変化や食料需要に対応した国内供給体制が不十分である。そして、農業者の高齢化やリタイアが進む中で担い手の確保がこれまた不十分だ。そして、農地面積が減少したり、あるいは耕作放棄地がふえて農地を有効に活用する体制もこれまた不十分だというんです。さらには、農村の活力も低下をして地域社会の崩壊への危惧さえ表明されておるわけでございます。そして、現状のままで推移すると、国民から期待される役割を果たすことは困難であるので、これまでの傾向に歯どめをかけて、国民は安全と安心、農業者は自信と誇りを持つことができるような新たな政策展開を図りたい、こういうふうなことなんです。
 そこで、ひとつ大臣にお伺いをしたい、このように思うんです。こうなった限りにおいては、内外の諸情勢がいろいろ大きく影響したというのは当然だというふうに思いますが、一言で言うなら、これまでの基本法の理念、つまり農業と他産業との所得の格差を是正する、このことが不十分だったのではないのか、つまり所得格差を埋めることができなかった。このことがこういう状況を生んでいる最大の原因ではないのかと私は考えているんですが、大臣はこれらの問題についてどのようにお考えでしょうか。

発言情報

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発言者: 国井正幸

speaker_id: 32337

日付: 1999-06-29

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会