渡辺好明の発言 (農林水産委員会)

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○政府委員(渡辺好明君) ロングスパンのお話をお伺いいたしました。
 もちろん、我が国の水田というのは世界に冠たるすばらしい生産装置でございますので、これを良好な状態で維持していくというのはこれからの農政推進上不可欠のことでございます。新しい基本法の中でも、二十三条で農地の確保と有効利用、とりわけ水の問題も含めて明確な位置づけがあるわけでございます。私どもはその中でとりわけ優良農地をどういう状態で確保していくかということにつきまして、現在、農振法の一部改正を衆議院の方に提案させていただいております。この中で、国の基本指針を定める、その基本指針の中において優良農地をどういう状態でどれだけ確保していくかということをこれから具体化していきたいと思っております。
 それから、農地は面積として確保されただけではなくてこれが有効に利用されていくということが必要でございますので、結局のところ、やはり担い手にこれを集積していくということが重要でございます。できれば、日本の農地の過半を効率的、安定的な担い手に集積したいと考えておりますけれども、まだ全体で二百万ヘクタール弱というところまでしか来ておりませんので、これからは手法をもう少し多様化いたしまして、具体的に市町村段階でどういう人にどれだけのものを集めるか、そしてそれを点検しながらどこに欠点があったのか、どうしたら直るのかというふうな運動を進めていきたいと思っておりますし、この集積のために農地の流動化の上で支障を生ずるようなことがあれば、制度の改正ということについても考えていきたいと思っております。
 同時に、耕作放棄地と不作付地を合わせまして三十万ヘクタール以上が我が国にまだ存在するわけでございますので、これの掘り起こしという点でも、特に農業委員会の農業委員を中心に八万人の推進員がいらっしゃいますので、この活動を活発にしていくということで、受け皿としての農地、水田が有効に活用され、今、先生がおっしゃった生物系資源の受け入れ先としてもうまく結びつけるようなことができるよう努力をいたしたいと考えております。

発言情報

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発言者: 渡辺好明

speaker_id: 4822

日付: 1999-06-29

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会