世耕弘成の発言 (文教・科学委員会)
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○世耕弘成君 非常によくわかりました。
こういうふうにいろいろ著作権上の問題があるMP3という技術なんですけれども、私はこの新技術に関して決してネガティブになってはいけないというふうに思っています。
カセットテープが始まったとき、これも大騒ぎになりました。CD、MDが出てきたときも、これはもう大変なことになる、音楽産業は終わりだというような話が出ましたけれども、逆に今、音楽を聞くすそ野が大きく広がっているわけです。昔は百万枚も売れればそれこそ歴史的な大ヒットでしたけれども、宇多田ヒカルさんはもう七百万枚売れようとしている。これだけ音楽のすそ野が広がったわけです。
また、家庭用ビデオが普及し始めたとき、このときも映画産業は大変反対をされましたけれども、逆に今、レンタルビデオ等を通して国民が映画に触れる機会が非常に増加をして、そして映画産業自体も著作権料の形で潤っているということになっているわけです。
MP3についても全く同様に、否定的に処理していくのではなくて、著作権との整合を法的、技術的にきっちりととって、さらに音楽のすそ野、音楽文化のすそ野を広げる方向に持っていきたい、そういうふうに考えています。
そういう中で、もう一度総論的にお伺いしますけれども、デジタル時代、インターネット時代に対応した著作権法のあり方あるいは著作権管理のあり方について、文化庁としてどうお考えになっているでしょうか。