平田健二の発言 (平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会)

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○平田健二君 民主党・新緑風会の立場から、平成十一年度総予算三案に反対した理由を申し上げます。
 まず第一は、我が国の景気をここまで悪化させた原因は、ひとえに政府の経済運営にあることは明らかであるにもかかわらず、今次予算案においても何ら反省が見られないことにあります。景気対策の中心は相変わらず公共投資中心と言わざるを得ません。
 第二は、今日の我が国が本当に求められている構造改革には全く踏み込んでいないことであります。
 第三は、政府の減税案は実際は納税者のほとんどが増税になるという欠陥減税であることです。本来、消費拡大効果を図るのであれば、消費性向の高い低額所得者の税負担を減らすのが政策の常道でありますが、政府案では高額所得者のみが優遇されています。
 第四は、雇用対策や社会保障政策が極めて不十分なことであります。失業率が過去最悪の中で、実効性ある雇用対策は実施されておりません。失業保険の延長給付等国民の不安の払拭に全力を尽くすべきであります。
 また、消費税の福祉目的税化について、政府は予算総則において消費税の使用範囲を制限するという前代未聞の対応を行いました。福祉目的税化は消費税法の改正をもって行うのが本筋であり、このような小細工は国民を愚弄するものであります。
 第五は、無節操な借金財政であります。放漫財政を行った結果、国債発行額は当初ベースで過去最高の三十一兆円に膨れ上がりました。財政悪化は長期金利の上昇を招き、景気回復に冷や水を浴びせています。
 以上、主な理由を列挙しただけでもこれだけ問題が山積しており、民主党・新緑風会は本予算案に反対したものであります。
 以上です。

発言情報

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発言者: 平田健二

speaker_id: 3710

日付: 1999-03-17

院: 両院

会議名: 平成十一年度一般会計予算外二件両院協議会