原田義昭の発言 (建設委員会)
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○原田(義)委員 ただいま大臣、さらに総括政務次官からお話の中で、首都圏の環状線の促進ということを触れられました。新聞で私も、何か東京都知事が大変この問題について熱心であり、また中山大臣もヘリコプターで現場に行かれたのですか、この東京外郭環状道路につきましても、お聞きしますと、三十年近くいろいろ地元との調整が滞っておった、凍結されていた。ところが、私も時々そう思うのですけれども、せっかく常磐とか東北縦貫とか関越とか東名とか放射線状に東京から幹線道路が出ておるわけですけれども、それを横に結ぶあれがないと、その効果は半減、三分の一以下になってしまう。そういう意味では、この機会にぜひこの外郭環状道路についても積極的に進めることが国民的な立場からも必要なことではないかな、こう思います。
たまたま、私、これに関連して、井出隆雄さんという友人のジャーナリストが非常にこれについて関心を持っておられまして、フランスのパリも大体似たような地形になっておると。そのパリと東京とでこの数年いろいろ情報交換をしたりシンポジウムを開いたりして、地元の皆さんの意見を吸い上げながら、こういうふうに徐々に凍結解除に向けて頑張っておられるという話を聞いたことがございます。
その中で、これも新聞記事ですけれども、PIという言葉がございました。これは、パブリックインボルブメントといって、要するに公共投資も、公に計画を立てる、その最初の段階から、パブリックをいろいろな格好で巻き込むというか意見を聞く、そういうことは結局は結果がうまく結びつくんだ、こういうことのようでありまして、パリとかそういう先進的な地域のいろいろなアイデアをこれから公共投資にも導入することが必要ではないかな、こう思った次第でございます。
それから、大臣の所信表明の中で、次にこういうくだりもございます。「特に、都市の再構築、内需拡大の柱となる住宅対策、連携、交流を支えるネットワークの整備、」いずれもこれは私どもの、社会資本を整備するに当たって常に頭に置いておかなければならないメルクマールだろうと思います。今や少子高齢化時代ということで、いろいろなお話を聞きましても、住宅政策一つとりましても、例えば広いとか音が聞こえない、静かであるというような回答よりも、むしろお年寄りに優しいバリアフリーの家をぜひつくってくれ、こういうようないろいろな調査が出ておるようでございまして、そういう意味では、この社会資本整備、いろいろこれから行われると思いますけれども、少子高齢化時代に即応したそういう建て方がぜひ必要ではないかな、こう思うわけであります。
また、それに関連しまして、いい品質の住宅をできるだけ安く供給する、これは当然なことでありますけれども、御承知のように、今度定期借家法の議論が、今のところ国会の都合でどうなるかわかりませんけれども、何とか上程したいなというような動きがございます。これは前の国会からずっと申し送りにはなっておりますが。議員立法でこのたびは出されるやに聞いておりまして、私もその提案者の一人になっているわけでございます。
定期借家についてはいろいろ議論があるんですけれども、やはり貸す側、借りる側が安心して、見通しを持って家をつくり、また貸せるということが、結果として、よりよい、また低廉な借家を提供するというようなことになると思いますので、私ども提案者からすれば、ぜひ早くにこの法律の実現化にトライしたいなと思っております。
また、政府も、累次の経済政策の中ではそのことにも触れておられるようでございますけれども、大臣、これについては、今の段階で言えることがございましたら。