中山正暉の発言 (建設委員会)
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○中山国務大臣 全く御指摘のとおりでございまして、日本は、衣食住と申しますが、衣食の方は鼓腹撃壌と申しますか、それからまた暖をとるだけならば四十年分ぐらいが、たんすの中に衣類があると言われるような、そういう状態にありますが、ただ一つ住だけが大変、諸外国、先進国に比べまして寂しい思いをしているような気がいたします。
今、定期借家権の問題について先生が御努力をいただいておりますこと、本当に敬意を表したいと思いますが、この法案が、継続審議になっておりますので、引き続いての御審議で、できるだけ早く、一日も早く国会を通過していただければ、施行は公布の日から一年以内ということになっております。特に、マイホームを貸す人が出てくるとか、それからまた空室対策に使われるとか、それからスケルトン方式といいますか、スケルトン方式の賃貸、がわだけつくって中身はテナントに任せて内装をするとか、収益力を確定させる賃貸物件が出てくるとか、私は、住宅の効果というのは、住宅をつくりますとじゅうたんが売れる、テレビが売れる、シャンデリアが売れる、電気スタンドが売れる、いろいろなものが売れて、これは一番、経済効果には大変抜群のものを効果として世の中に波及させる、こう思っております。
昨年の経済対策とか、それから本年の産業競争力強化対策とか、良質な賃貸住宅の供給を促進する観点から、私どもは一日も早い定期借家権の導入の促進を決定願いたいと思っております。これは、我が国の賃貸住宅が、先ほど申しましたように非常に狭うございますから、明確な賃貸住宅経営の見通しがつくためには、持ち家の借家化等の既存の住宅ストックの有効活用が促進されるとともに、新築賃貸住宅の供給促進等により、多様で良質な賃貸住宅が多く供給されるようになると期待をしておりますので、不動産の流動化、それから証券化にとっても必要不可欠である。
先生にもひとつ御努力をいただきまして、一日も早いこの法案の通過を期待いたしたいものでございます。