中山正暉の発言 (建設委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中山国務大臣 私は、これは企業でもそうでございますが、経常的な経費を銀行から借りるようになって、社員の給料を銀行から借りて払うようになったら、もうこの企業は危ないと。しかし、設備投資をして、これから企業を伸ばすために借りる借金というのは、これは大変いい性質の借金でございますから。私は、今のところの日本というのは、そういう意味で、これはしっかり経済再生に備えるために、先生のおっしゃるように適正なそういう公共投資というものをする必要はあると思います。
ヨーロッパと比較なさいましたが、ヨーロッパはそれこそ大石内蔵助が活躍しているころにもう汽車が走っていたり、それからパリはナポレオンのころにもう下水道、私もモーターボートで下水道の中へ入ったことがありますが、そういうインフラストラクチャーというのはそれこそ歴史的に何百年も前からやっているところと、日本みたいに、一八五三年にペルリが来てからこの国をつくり始めた、そして八割が山で、そして二%のところに人口の五六%が住んでいるという国家では、それはヨーロッパと建設事業に就業する人の比較をするのは、単純に比較するのは間違いだと私は思います。
大変失礼なことを言うようでございますが、私は、先生のような有為な将来のある政治家には、今その借金をどうしていって、それが有効に適切に日本の、さっき原田先生のお話にもありました、パリと同じように、環状道路があるといいますが、外環道路もまだつながっていない、昭和四十五年に根本龍太郎建設大臣がそれを凍結すると言ったまま置き去りにされている、首都として私は本当に恥ずかしい東京じゃないかと思っております。これは名古屋でも、それから大阪でもそうでございますが。私は、だから就任しましたら三日目に、私の選挙区ではありませんが、大和川左岸線の高速道路の着工認可を出しました。それから京都から、前原先生の関係のある、油小路からの高速道路の着工認可を出しました。
逡巡する必要はない、神様に聞かれても恥ずかしくないことを世の中のためにするというのが政治家だと私は思っておりますので。良心に照らして、この公共事業というものをどんどん進めていくことが将来の私どもの借金を返す根本になるという考えを持っておりますので、その意味での御理解をいただきながら、しかし議会の機能として、先生のように、これは間違いではないかという御指摘をいただきながら、そこで議会の機能で調整をされていって来年度の予算に反映をする、これが議会の知恵ではないかと私は思います。
もう思想的な対立もなくなった。きのうはベルリンの壁の崩壊の記念日であったようでございますが、いわゆる大きな世界の対立もなくなった。みんなで同じ方向を見て、どういうふうに世の中をつくっていくか。この日本という、ヨーロッパからおくれた体制にある日本のインフラストラクチャーを世界並みに引き上げていくことをどうすればいいかというのが私どもの進めていくべき道ではないか、私はこう思っております。