中山正暉の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○中山国務大臣 私も、この間、ブラジルへ行く機会がありまして、ブラジリアというところを見てまいりました。三十年たっているそうでございますが、やっと形がついてきたというような話を伺いまして、官邸も、今つくっていますが、三十年ぐらいたったら、新しくつくるものでも老朽化が目立つような形になってくるのじゃないか。むしろ首都機能を移転した後の過渡期をどう補完するかというので、その場合には、やはり東京が国際都市になっていただくためには、外国から来られるお客様の接受とか、そんなことで、今つくっている総理官邸もそれなりの意味がある。
それから、これは、国会に答申が出された後、今先生の御懸念の問題、中央官庁、今あるものをどういうふうにしていくのかとかいうようなことが具体的になってくると思いますので、私は、昭和四年にできた、田中義一内閣ではなかったかと思いますが、今の官邸、ライトさんがおつくりになった大変価値のある建造物でございますから、そういうものもちゃんと残しながら、それからまた、今私どもについていてくださるような役所の方々も、遠いところから毎日毎日通勤して、狭い官舎を与えられている人たちに広い、日本の将来のことを考えてくださる、もう国会に一々出てくることもだんだん少なくなってくるような方々に真剣に日本のことを考えていただくためには、住環境のいい首都機能を行政の方々にも提供したりする。それから、先ほど申しましたように、大使館もちゃんと準備してさしあげるというような。そういう非常に機能的なものが立ち上がるということは、しばらく、むだなように見えますが、今つくっている新しい一府十二省になるもの、これもほかへの転用ができることでありますので、私は大してそれに対する心配はいたしておりません。過渡期を補てんするものというのはやはりそれなりの姿を維持するべきである、こう思っておりますので、これは長いレンジで考えるべきものだ、こう思っております。