中山正暉の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○中山国務大臣 私は、京都に天皇がおられて、鎌倉に幕府が移された、これはまさに首都機能の移転であったのではないか。それから、天皇が京都におられて、そして江戸に幕府、首都機能を設置した。そういう形が、私は、天皇が御動座をなさる、天皇が動かれるというのが今までの遷都という意味合い、一八六八年、江戸城を東京城という皇城ということを決められたときの意義とは少し違う。これは、橋本龍太郎総理大臣もそういう意味のことをおっしゃっている。天皇に御動座いただく意味の首都機能移転というものではございませんと。首都機能移転で、首都移転ではない、こんなことです。
しかし、首都は東京だという法律はありません。日曜日が休みだという法律がないのと同じでございます。ですから、これはその意味で、首都圏整備法とか、それから最高裁判所は東京都に置くとか、そういうことが書いてあります法律はありますが、基本的には、首都は東京であるという法律がない点は、私は、非常に自由な形になっていると思うのです。天皇がいらっしゃるところ、場所が移ることをいわゆる首都移転だと思っております。
近畿の畿という字は、あれは昔、天皇のいらっしゃるところから百里以内というのが畿内。朝鮮半島のソウルという町も京畿道というところにあります。天皇のそばにあるというのが近畿とか畿内という言葉を使っておったようでございますが、天皇様は東京にいていただいて、そして首都の機能だけが移る、そんな認識でおります。