松本龍の発言 (地方行政委員会)
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○松本(龍)委員 民主党の松本龍であります。おはようございます。
保利大臣におかれましては、同じ九州ということで日ごろから尊敬を申し上げておりますし、これから大変な任務でありますけれども、御努力をいただいて、日本の行く末をしっかり支えていただきたいと思っております。また斉藤委員長は、去年の商工委員会に引き続き委員長のもとで仕事をさせていただきますことをうれしく思っております。
さて、今、中野委員からもお話がありましたように、神奈川県警の相次ぐ不祥事がございました。九月には厚木署でいわゆる集団暴行事件、私もいろいろ想像をたくましくして考えるのですけれども、同僚の隊員に実弾の入ったけん銃を突きつけるということは、本当におぞましいことだなというふうに思っております。また相模原南署の事件につきましても、女子大生脅迫事件ということで、これもまた、あるべきことではないなというふうに思っております。
そういう意味で、そのときに実は、平成十一年の九月九日に「不祥事案の未然防止と適正な処理について」という警察庁長官の官房長通達がございました。その中で「指示事項」ということがありまして、この「指示事項」の中に「一 業務管理の徹底について」。その中に「特に、証拠品の管理については基本を厳守し、適正な保管管理を図ること。」とありますけれども、今回新たに発覚をいたしました神奈川県警のいわゆる覚せい剤の事件、そして監察官室がそれを隠ぺいしたという事件につきましては、これが全くないがしろにされている。
そして、二番目に書いてありますけれども、「職業倫理教養の徹底」という項目で、「すべての職員に対し「警察は国民のためにある」という基本理念に立ち、」とありますけれども、この「警察は国民のためにある」ということが、実は神奈川県警では警察は警察のためにあったと言っても過言ではないくらい、本当に残念な事件だと思っております。
三番目には「身上監督の徹底について」。これは「早期に問題兆候をつかみ、必要な措置を講じること。」と書いてありますけれども、早期に問題兆候をつかんだのはいいんですけれども、その必要な措置がいわゆる組織ぐるみで隠ぺいすることであったということで、これにも全く反している。
四番目の「事案の適正処理」とありますけれども、「すみやかな警察庁への報告、厳正な事件捜査・懲戒処分等に配意して適正に処理すること。」これも怠っていた。
つまり、九月九日に出したいわゆる官房長通達のすべてに違反していたというか、事例が誤っていたというのが今回の神奈川県警の事件だったと思います。
詳細につきましては先ほど中野委員が申されましたので避けますけれども、私は、前回の厚木署、相模原南署の事件と違って、今度は警察が警察を取り締まる、不正を正すというところにある監察官室がやったということに、本当に今回の事件は大きな違いがあるというふうに思っておりますけれども、この間、国家公安委員長であります保利自治大臣の声がなかなか聞こえてまいりません。そういう意味では、この場で、どういうことをなさっているのか、そしてこのことについてどういう思いでおられるのか、まず冒頭お尋ねをしたいと思います。