横光克彦の発言 (逓信委員会)
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○横光委員 今の字幕スーパーですが、本当に緊急時の場合、いかに正しい情報、そしてまたいかにそれを早く伝えるかということは、ある意味では生死を分けるような大変な問題だと思います。聴覚障害者を初め心身あるいは知的、いろいろな障害者、とりわけこれから高齢者がふえるわけで、難聴という方もふえるわけで、こういったいわゆる災害弱者といいますか、こういった対応にNHKはこれまで以上に積極的に取り組んでいただきたい、このようにお願いいたします。
次に、いよいよデジタル化時代が始まりますと、いわゆるより質の高いソフトの重要性あるいはこの確保、これがある意味では大変重要になってくると思うんですね。NHKは、そういった意味ではこれまで相当の量のソフトを蓄積していると思うのです。これはいわゆる歴史を物語る貴重な財産でもありますし、もっと言えば、これは受信料で支えてきた国民共有の財産と言ってもいいと思うんです。
先般、「新日本紀行」という二十五年前に放送したものを、復刻して、修復して放送されたと聞いております。すごいことができるんだなと私思ったんですが、実は私は、二十五年前ぐらいに、朝のテレビ小説で「北の家族」というのがあったんですが、これに三カ月ぐらい出演させてもらったことがあるんです。このビデオがあるかと聞いたら、最初の十五分と最後の十五分と途中まとめた三十分、この三つしかない、あとはほとんど消えているわけですね。当時は、いわゆるビデオというのは非常に大きくて高かった。ですから何回も何回も使用したわけですね。ですから使い捨ての時代だった。それが今はやはりそういう時代でなくなってきて、いかにそういったものを保存していくかということがこれからのデジタル化時代に対する対応策であろうと私は思っております。
これは著作権とか肖像権、いろいろな難しい問題もございます。しかし、こういった過去の映像を復刻したりあるいは再放送するためにこれからNHKはどのような戦略を考えておられるのか、御説明いただきたいと思います。