中曽根弘文の発言 (経済・産業委員会)
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○国務大臣(中曽根弘文君) 今般、臨界事故が発生いたしました転換試験棟における臨界管理につきましては、もう委員十分御承知のことでございますが、核的に安全な形状寸法にすること、いわゆる形状寸法管理でございますが、それから取扱量を核的制限値以下に制限すること、これは質量管理と言われておりますが、等の種々の適切な臨界管理が行われること、実際の運転管理の際に誤操作等を考慮しても臨界には至らないことなどを確認していたものでございます。
このようなことから、臨界事故が発生するおそれはないと認めて、万一の臨界事故に対する対策は要しないと判断をしたわけでございますが、しかしながら、事業者の違法作業も行われまして、予想もしない違法作業も行われて、結果的に今回の事故が起こったことは、私ども大変厳粛に受けとめておるところでございます。
原子力安全委員会の事故調査委員会におきまして、十一月五日に取りまとめられました「緊急提言・中間報告」におきましては、「安全審査については、「誤操作等」とはいえないような原因による臨界事故が起こりうることを念頭において、臨界防止のための措置の徹底及び臨界時の適切な対策の明確化を図る方向で見直しを行うべきである。」と指摘されたところでございまして、私ども、安全審査につきましては、今の指摘に十分耳を傾けて、また、反省もしているところでございます。
この指摘を踏まえまして、この安全審査の指針につきましても既に原子力安全委員会において見直しに着手したところでありまして、このような事故を再び起こさないように、今後、十分反省すべき点は反省し、また改善すべき点は改善して、適切に対処していきたい、そういうふうに考えております。