関口祐弘の発言 (地方行政・警察委員会)

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○政府参考人(関口祐弘君) まずもって、このところ神奈川県警初めといたしまして、各地でいわゆる警察官の不祥事というものが相次いでおりますこと、なかんずく神奈川県警の当時の本部長らが犯人隠避なり証拠隠滅ということで刑事事件として立件送致をされる事態に至ったということ、まことに遺憾に存ずるところでございますし、この事態、大変重く私ども受けとめているところでございます。
 委員の御質問のいわゆるキャリア制度というふうな問題でございますが、警察庁におきましても各省庁と同様に国家公務員Ⅰ種試験の合格者を採用しているわけでありまして、Ⅰ種採用者は都道府県警察採用の警察官といわば役割の分担をいたしまして、それぞれの長所を発揮して効果的な警察業務の運営に当たっているというところであります。しかしながら、こうしたⅠ種採用者の運用につきましては、今回の事案の発生というものについての反省、教訓も踏まえながら絶えず検証していく必要があろうということを考えているところでございます。
 既に、私どもでは、第一線の警察署長のポストにこうした者をつけるということにつきましては、赴任時の年齢を三十歳代半ば以降というふうなことで、かつては二十代の者をつけていた時期があるわけでございますけれども、それを三十歳代半ば以降にするというふうなこととしておりまして、また都道府県警察本部の課長につきましても赴任時の年齢を徐々に引き上げる方向で検討をしているところでございます。それからまた、今回の特に反省ということでございますけれども、近く初めて県警本部長になるような者、そうした者を対象といたしまして組織管理者としての見識を向上させる研修というものを新たに実施をいたしてまいりたいということを考えているわけでございます。
 私、常々考えておりますのは、現在の治安というものを考えますときに、それを支えてくれているのは第一線の現場で働く警察官であります。この人たちのいわば血と汗と涙で我が治安は保たれていると言っても過言ではないというふうに思うわけでございます。そうしたことで、私自身、若い私どもの後輩に申しましておりますことは、第一線に出た場合にはその第一線の捜査員と苦楽をともにするということで、極力第一線の現場に出るように、例えば捜査の課長をしていれば捜索に、あるいは逮捕の場面にも立ち会うなり、みずからそこで勉強する機会というものを多く持つようにということを申しているところでございます。
 こうしたことに思いをいたしながら、今後ともⅠ種採用者の運用につきましては幅広く検討を行いまして、より適切なものとなるように努めてまいりたい、かように考えているところでございます。

発言情報

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発言者: 関口祐弘

speaker_id: 19335

日付: 1999-12-10

院: 参議院

会議名: 地方行政・警察委員会