足立良平の発言 (中小企業対策特別委員会)
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○足立良平君 今ずっとお話を聞いていまして、確かに総理の答弁というのは、なるべくはっきり物を言わずに、言葉じりをとらえられないように何とはなしにふわっと終わっておくというのは、ひょっとしたら技術なのかもしれませんね。
私は冒頭ちょっと申し上げましたけれども、例えば厚生年金の問題一つとってみても、これは二、三日前テレビでやっていましたけれども、厚生年金から厚生事業団に移ったお金のあれが大変ないろんな問題を起こしてきている。あるいはまた介護保険をめぐっても、これもある。年金に対してもあるいは失業保険そのものも、これからひょっとしたら基金がだんだん少なくなってくるぞというふうな話も出てくる。そして、雇用の問題は先行き、きょうの新聞を見ていましたらNTTにおいてすら二万一千人削減だ、こう言っている。あるいはまた将来二年間くらいはもう一切採用はストップだ、こう言っていますね。あるいはまた銀行、大手銀行もこれまたいろんなのが出てくる。人員整理もどんどん出てきます。将来に対する不安感というものが、国民はそれではちょっとわからないぞというところから自助努力、自分でやっぱり防衛しなきゃならないということで預貯金の方に今どんどん走っている。ここに一番の問題がある。
そういう面では、個人消費をよく考えて云々という総理の今の言葉じゃなしに、そういう点を踏まえてこれから政府としてどうするんだということを明確に国民に対してメッセージを出さないと、今この沈滞している国民の意識というものが、よし、これからそれなら頑張ってやろうじゃないか、ある面においてはちょっと消費もふやそうではないか、こういう気持ちに全然なってこない。私はその点が一番問題なのではないかと思いますが、その点含めて総理の考え方をもう一度お聞かせ願いたいと思います。