和田貞夫の発言 (中小企業対策特別委員会)
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○参考人(和田貞夫君) 先ほども申し上げましたように、今日までの中小企業政策は、中小企業と大企業の格差を是正する、こういう基本に立った支援策を講じていただいたと思うわけであります。したがいまして、その成果として、例えば本田さんのように中小企業から今日上場会社にまで大きくのし上がるというようなことにもなっておりますし、またそこにまでいかなくてもたくさんの中小企業の皆さん方が大きく育成されてまいったと思うわけでございます。したがいまして、今日までの政府のとってこられた中小企業政策というのは大きな成果を上げていただいていると思います。
しかしながら、まだ力不足の多くの零細企業というのは存在するわけでございますので、その零細企業の皆さん方をこれからどうするのか、直ちに大転換によって自助努力に支援をするということだけになってまいりますと、そのような企業がますます落ちこぼれになってしまうということを心配するわけであります。
したがいまして、私が先ほど申し上げましたように、中小企業の原点というものは常に個人事業に置いていただきたいということを私はお願いしたいわけであります。こういう政策をとることによって個人事業者にどのような影響を及ぼすことができるか、このことによって個人事業者がどのようになるかということを常に念頭に置きながらこれからの中小企業政策の推進を政府にしていただきたい、こういうような考え方に立って先生方どうぞひとつ政府機関に激励をしてもらいたいというように思っております。