海野義孝の発言 (中小企業対策特別委員会)
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○海野義孝君 次に、和田参考人にお聞きしたいと思います。時間が三分しかありませんので、二問まとめて申し上げますので、簡潔にお答えいただきたいと思います。
第一点は、和田参考人が会長をなさっている全国中小企業団体連合会の方としまして、十一月四日に通産大臣に「中小企業者の範囲の見直しに関する要望」というのをお出しになっていらっしゃる。その中で、さっきいろいろとお話がありましたけれども、製造業とかあるいは非製造業、卸、小売、サービス等について、法案とおおむね同じなんですけれども、その中でただ一点、製造業については、一億円以下を三億円以下にするという法案に対して、一億円以下を二億円以下にするということで、拡大幅を二億円でなく一億円にとどめられた理由をお聞かせいただきたい、これが第一点。
第二点は、先ほど同僚委員から御質問がありましたけれども、資金繰りの問題が大変深刻でして、先般平成十年版の中小企業白書によりましても、金融機関の貸し出し姿勢で厳しくなった点としては、中小企業者は「信用保証付きを条件とされた」、それから「借入申込みを拒絶された」、「担保・保証人の追加を求められた」などが中小企業白書の中で中小企業の方々からは挙げられているわけであります。
去る十一日の政府としての経済新生対策の策定の中で、金融安定化特別保証制度の枠を従来二十兆円ですけれどもさらに十兆円拡大して三十兆円に、さらに来年三月で一年半で終わるところを一年間再延長するということでございますけれども、中小企業への円滑な資金供給という面から考えまして、これをどのように評価されているか。
特に、先ほどおっしゃったように、いわゆる中堅企業、小規模企業、あるいは個人事業者ということで、特に個人事業者に対する思いが和田さんはお強いようでございますけれども、そういったことを踏まえて、一連の政府の貸し渋りに対する対策、こういったものをどのように評価されるか、お答えをいただきたいと思います。