岩永浩美の発言 (農林水産委員会)

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○岩永浩美君 そこで、去る七月十二日に参議院の本会議において、食料・農業・農村基本政策に関する決議が全会一致で可決されたことは御案内のとおりです。その中で、「次期WTO農業交渉においては、農業の多面的機能や食料安全保障の重要性などが反映された公正かつ公平な農産物貿易ルールを確立すべく、毅然とした取組が必要である。」と記されております。
 前回のウルグアイ・ラウンドの交渉を振り返ってみると、農業分野が初めて貿易交渉の対象として取り上げられ、市場開放の一層の促進、農業分野における貿易ルールが行われてきたことももう既に御承知のとおりです。特に、日本が関税化の特例措置を受け入れることで決着したわけでありますが、我が国の農村地帯を取り巻くその国土の環境等々を考えると、農業の生産条件の不利地域の大変多い日本では、あのウルグアイ・ラウンドの交渉におけるその一つの結果は、惨たんたる思いをしてきたこともこれまた事実であります。特に、自由貿易の名のもとに農林水産物が鉱工業製品と同列に、世界市場において競争力のある国が弱肉強食の世界と言ってもいいほどそういう感じの市場開放を迫ってきたことは、ぜひともこの際、私どもは見直さなければいけないのではないかという思いを強くいたしております。
 今、大臣は、このシアトルの閣僚会議に向けてFAOにおけるそれぞれの関係諸国ともお話しになりました。そして、今までの交渉の経過についてるるそれぞれの熱い思いも抱いておられると思いますが、そこで私は最初に、ミニマムアクセス米の取り扱いについて伺っておきたいと思います。
 前回のウルグアイ・ラウンドの農業交渉においては、最大の問題は米であったことは言うまでもありません。そのミニマムアクセス米の輸入量の増大が毎年毎年重なることによって日本の米の在庫量がふえ、日本の生産農家の皆さん方に多大な困惑を与えたことはもう言うまでもない事実であります。
 そこで、次期交渉に当たって今までの一つの経過措置並びに関税化へことしの四月から踏み込んできた今、ミニマムアクセス米についての量の輸入そのものについて大臣は今どういう考え方をお持ちなのか、まずそれをお伺いしておきたいと思います。

発言情報

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発言者: 岩永浩美

speaker_id: 643

日付: 1999-11-18

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会