北橋健治の発言 (外務委員会)

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○北橋委員 いずれにしましても、ぜひ河野外務大臣の積極的なイニシアチブ、リーダーシップを期待したいと思います。
 私は、民主党内におきまして、永住外国人の地方参政権を実現するプロジェクトの座長を仰せつかっております。そういった意味で、きょうは与党案につきまして、法務省入国管理局長さんにお越しをいただいておりますが、一点だけお尋ねをします。
 といいますのは、公選特委員会の方でこれから審議が始まるやにも聞いておりますので、ここでは非常に重要なことだと思っていることに絞って質問させていただきますが、民主党の考え方というのは、地方議会の選挙を希望される方が申請をして、そして登録をされるという仕組みです。ところが、与党案は、朝鮮籍と無国籍を除外いたしております。このことは、多くの在日の外国人の方に、一つの家族の中で二つの国籍を持たれている家族もいるわけでございまして、そしてまた地域社会の中におきましては、民団系あるいは朝鮮総連系と申しましても、同胞として、同じ民族の一員として一緒に暮らしているわけですね。その民族を分断することになるという悲痛なる叫びが届いてまいっております。
 そして、今までの法務省の行政によりますと、一九九一年に入管特例法によりましてようやくこの南北の分断という状況が一本化されたわけでございますが、今回また国籍条項を持ち込むということは、時代を十年、時計の針を逆に回すということにもなりかねません。
 そこで、こういった問題について、法務省にかかわるところについてお聞きします。
 外国人の登録という実務は法務省がされているわけでございますが、もしこの与党案が実現をいたしますと、選挙をしたければ韓国籍に移る、そういった動きというものも顕著になるかもしれません。世論調査では、韓国系の方のみならず、北朝鮮系の方も、地方参政権に参加したいというかなり高いものがあります。そうなってまいりますと、窓口で国籍を管理していくというのは大変な事態になる。本当に与党案が通った場合に、法務省として、過去の入管行政の経緯並びに実務的な立場から、この与党案のやり方でいいんでしょうか。その一点をお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 北橋健治

speaker_id: 2987

日付: 2000-04-21

院: 衆議院

会議名: 外務委員会