山本孝二の発言 (災害対策特別委員会)
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○山本政府参考人 お答えいたします。
有珠山の火山活動でございますが、先ほど申し上げましたように、現在、依然として高いレベルでの活動が継続しているところでございます。
四月十二日の火山噴火予知連絡会におきまして、私ども気象庁といたしましては、全国の大学の日本の火山のトップレベルの方にお集まりいただきまして、噴火以来蓄積されたデータを総合的に解析していただきました。その結果、やや大きな爆発的噴火が発生する地域に関しては有珠山の北西山ろくに絞られてきたということでございまして、山頂における爆発的噴火のシグナルは今のところ見られないということで、地域についての特定はある程度できたのではないか、これからもその地域を中心とした爆発的噴火が起こる可能性があると考えております。
しかしながら、その北西山ろくでのやや大きな爆発的噴火の発生時期でございますが、現在、マグマが依然として供給されている状況にございまして、その時期を特定することは現状ではなかなか難しいということで、火山噴火予知連絡会の統一見解にございますように、次の新しいステージに移るときには前もってシグナルが出るので、それを的確にとらえることが重要であろう、肝要であろうというふうに考えてございます。
なお、有珠山の火山活動につきましては、十七世紀以降七回、噴火活動の記録がございます。そのうち、非常に明確なのは、明治四十三年、昭和十八年あるいは昭和五十二年、過去三回については記録がございまして、この火山活動については、おおむね数カ月、場合によっては二年程度継続したということもございます。
しかし、先ほど申し上げましたように、今般の活動については、当面現状のままで推移すれば北西山ろくであるが、時期についてはなかなか特定するのが困難であるというのが気象庁の見解でございます。