岩國哲人の発言 (予算委員会)

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○岩國委員 ありがとうございます。
 財政改革は確実に先送りされた、これが国民の理解であります。行政改革、確かに審議され、来年から実行に移される。しかし、その中身は本当に改革に相当するものだったかどうか。
 二十三の省庁を十二の省庁に包み直しただけ。小さなふろしきを大きなふろしきに包み直しただけで、地方分権と言いながら大きな官庁をつくってしまう。地方分権と言いながら、やることは中央集権への逆戻りではありませんか。小さなふろしきを大きなふろしきに包み直しただけ。これを大ぶろしき改革といいます。大きなふろしきに包み直せば、外から見えにくい、風通しが悪い、ばい菌がふえる、汚職がふえる。官僚が高笑いして喜んでいるのではありませんか。この行政改革も、先送りされた上に、中身は改革にふさわしくないものであります。
 次の質問に移りたいと思います。
 近づいております選挙と予算との関係、先ほどの消費税もそうでありますけれども、一昨日だったと思いますが、我が党の池田委員の質問に対して続総務庁長官が大変率直に答弁していただきました。商品券、その後地域振興券と名前を変えましたけれども、この七千七百億円を使って、八百万票を目指したけれども、七百七十五万票というものをいただくことに成功しましたと。
 私はこの国会の中で随分、あいまいな答弁とか、わかりにくい答弁にはなれてまいりましたけれども、このように率直でわかりやすい答弁は久しぶりに伺ったんです。はっきり言って、私は自分の席で感動を覚えました。私は公明党の結党の理念に言葉で触れたような思いがいたしました。わかりやすい政治、わかりやすい答弁。そして、幾らお金を使ったら幾ら票が集まったか、そしてキャスチングボートまでいただきましたと。そういうボートまで買って、永田町の中を動きやすいそのボートに乗れば乗り心地もいいでしょう。これほどわかりやすい答弁というのは私はめったになかったと思います。
 これほど公明党が胸を張って、その即効性あるいは短期的な効果が既にあったと、集票効果があった政策、最小のコストで最大の効果が上がったということであります。
 これについて保利自治大臣にお伺いしたいと思います。こういう、選挙のために政府の金を使う、予算を打ち出す、そして直ちにそれが成果となってこのようにあらわれる、このような例というのはこれが初めてでしょうか。公明党が誇りを持って説明されるような成果があった政策というのはそれだけでしょうか。かつてなかったことですか、今度が初めてですか、今までにもあったことですか、それを答弁していただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 岩國哲人

speaker_id: 12438

日付: 2000-02-16

院: 衆議院

会議名: 予算委員会