岩國哲人の発言 (予算委員会)

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○岩國委員 私は、今朝、特に青木官房長官に御答弁をお願いしましたのは、平成元年、私の出雲市長選挙のときに、私は人生で初めての選挙でした、皆さん大変心配していただいて、竹下先生、青木先生、いろいろな方が私に手とり足とり御注意をいただきました中に、英語を使ってはならないということを官房長官はたしか私におっしゃいました。英語なんか使ったらいけんよ、英語を使ったら票が減るもんだけん、こういう御注意をいただいて、私は大変いい御注意をいただいた。そのおかげで当選させていただいたのかもしれませんけれども。
 先ほど出雲弁の話が出ました。私は、英語も、あれはあの地域の方言だと思っております。日本語も方言、フランス語も方言。たまたま影響力の大きい方言かもしれませんけれども、その英語をありがたがって、特定地域の方言を日本の第二公用語にまでしようという考えは、私はおかしいのではないかと思っております。ならば、鹿児島弁は第三公用語なのか、出雲弁は第四公用語としてもらえるのか、そういう問題が当然出てくるわけであります。
 そしてもう一つ、最近の文部省の教育方針なんかにありますけれども、パソコン教育、英語教育がこれからの近代的な日本人のために必要だ、私はこれもおかしいと思っています。それ行け英語、それ行けパソコン、その結果としてどういう日本人が出てくるのか。今、そういった情報化というのはとうとうとして流れておりますけれども、その情報洪水の中で、精神異常の方がこれからむしろ結果としてふえていくんじゃないか。心の豊かさをつかむのが本当の教育の目的であるならば、パソコン教育、英語教育を重要視しようという動きは私はおかしいと思っております。
 例えば、世論調査を見ましても、政府が毎年やっております世論調査で、心の豊かさを求めるのか物の豊かさを求めるのか、これは一九七九年において逆転しております。物の豊かさよりも心の豊かさを求める人が多くなっている。そして、一九九一年、今から約十年前に、心の豊かさを求める人の数はついに五〇%を超えてしまったんです。そういう世論調査の結果を尊重するのであれば、英語教育、パソコン教育ということについても、私はもう少し慎重であるべきじゃないかと思います。
 弊害が既に起きております。小学校における国語の時間は、六年間でついに一千時間を割りました。中学校における国語の勉強時間は、二十年前に比べて三割減っております。官房長官がおっしゃった正しい日本語、美しい日本語、私は美しい日本語でありたいと思いますけれども、美しい日本語の一歩手前の正しい日本語でさえも使えない若い人が最近急増しております。敬語の使い方も耳を覆うばかりの現状であります。
 そこでお伺いいたします。この第二公用語という提言について、この公用語というのは、日本の公用語は何語ですか。官房長官、お願いします。

発言情報

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発言者: 岩國哲人

speaker_id: 12438

日付: 2000-02-16

院: 衆議院

会議名: 予算委員会