岩國哲人の発言 (予算委員会)
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○岩國委員 定義以前の定義というのは、日の丸のときも君が代のときも随分我々は聞かされました。しかし、言葉の国であるならば、定義以前と言わないで、やはりきちっとどこかで決めて、しかるべきときに第二公用語という時期が、我々がいなくなった二百年、三百年先はあるかもしれません。しかし、第一公用語というのは何なのか、そういう議論をしっかりとすることも決して無意味ではない、私はそのように思います。出雲大社で祝詞を英語で上げるような時期が来るとは私は思いません。しかし、第二公用語を使う時期はどこかで来るかもしれません。そういう思いでお伺いした次第であります。
次に、長銀の問題についてお伺いしたいと思います。
昨日、日長銀の問題についてはいろいろと議論をされたわけでありますけれども、自由党を代表して安倍委員からも質問がありました。四兆円という大きな金額が、一つの銀行、日本の一銀行、しかも十五年前に歴史的使命を終わってしまったような銀行、のれん代がわずか十億円でしか評価されないような銀行に四兆円のお金をつぎ込もうという決定を、なぜ国会に審議も相談も意見を求めることもなくそのような調印をなされるのですか。これは、安倍委員からもその点について、国会軽視とまではおっしゃらなかったかもしれませんけれども、しかし、四兆円というお金を国会に諮ることもなしに、しかも、国内の銀行ならまだともかく、外国の銀行に渡してしまう。
この日長銀の破綻のつい最近の歴史を見ただけでも、最初は、日長銀が危ないから少しお見舞金でも贈ろうか、こういう話でした。ところが、危ないからこれは合併させたらいいんじゃないだろうか、合併させるために悪い仲間との手切れ金も必要だろうから手切れ金も少し払ってやろう。さあいよいよ縁談調ったのだったら、そのときには持参金でもつけてやろうか。それが結局は、御病状はかばかしくなく御仏前に変わってしまった。御仏前に変わったと思ったら、今度は棺おけの中から引っぱり出して、国内ではだめだから外国へ嫁入りさせよう、こういう話になりました。もう一回支度金、手切れ金、しかも持参金だけではなくて、結婚した後今度はまた仕送り金まで送ろう、こういう話になっているというふうに聞いております。
このような大切な、しかも外国の一企業に対して四兆円というお金を、国民の大切な税金をつけてやる、こんなことをやった国がどこにありますか。世界のどこにそんな間抜けな国会があったのか、世界のどこにそういうことについて相談も受けられない間抜けな予算委員会があったのか、世界のどこにそんな大事な決定を国会に諮ることなくやってしまう間抜けな大臣がいたのか、それについてはっきりと答弁していただきたいと思います。