町村信孝の発言 (予算委員会)

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○町村委員 多分これで事は一件落着というわけにはまいらないと思いますが、保利国家公安委員長の今後適切なる対応、また警察全体の極めて厳しい反省と自浄努力というものを心から期待したいと思っております。
 私は、総理にちょっとお伺いをいたしますが、これは一警察だけの問題ではない、こう思うのであります。公務員全体の問題であるかもしれない。そして、もっと言いますと、私は戦後の日本の社会にずっと広がっていったさまざまな病根、例えば、この薬を売ればエイズがまたさらに広がるかもしれないとわかっていながらそれを販売した薬会社の体質であるとか、あるいは夫だか妻だかに保険金を掛けて殺人してまで保険金詐欺をはかるとか、もう個々人から企業、いろいろ団体に至るまで、すべての戦後の日本の社会の病根というものがいろいろな形で今噴出してきているのではないのかな。そういう意味で、国民全体のモラルとか規範意識の低下といったようなものについて、この際、これはもう党派を超え、すべての国民で考え直さなきゃならない重大な社会としての危機に今至っているのではないか。そういう危機意識、問題意識を私は持っているわけであります。
 そうした戦後のいろいろな価値観、それを今私は細かく申し上げるつもりはございませんが、今総理は富国有徳の国づくりということを言っておられます。特に有徳の国づくりということについて、一連のこうした不祥事を踏まえながら総理はどういうお考えを持っておられるか、お伺いをいたします。

発言情報

speech_id: 114705261X01420000229_025

発言者: 町村信孝

speaker_id: 34906

日付: 2000-02-29

院: 衆議院

会議名: 予算委員会