町村信孝の発言 (予算委員会)
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○町村委員 総理のそうした真摯な御努力を心から期待いたします。
次に、今後の経済財政運営につきまして、一、二、お伺いいたします。
これが今回の予算委員会の最大のテーマであったことは言うまでもないわけでございまして、景気対策と財政構造改革あるいは財政の健全化というものについて、総理のお言葉をかりれば、二兎を追う者は一兎をも得ずという表現もありましたし、また、ある公述人からはアブハチ取らずというような表現もございました。
私は、財政健全化、財政構造改革、それにいつ取り組み始めるかというタイミングとか、あるいはどういう方法でやるかという内容については、まだまだ議論が、十分国会の中でもコンセンサスができているという状態にはないと思いますが、しかし、一つ言えるのは、財政健全化が必要であるというコンセンサスが与野党を通じてできたことは大変私は意義が深かったのではないのかな、こう思っております。
そう言ってはなんですけれども、従前、野党の皆さん方は、福祉予算等々の歳出の拡大を主張し、ではその歳入の裏づけはというと、ほとんどお答えがなかった。非常にある意味ではバランスのとれていない議論が多かったと思いますが、少なくとも、野党の皆さん方も含めて、与野党を通じて財政の健全化を図る必要がある、財政構造改革はやる必要があるというコンセンサスに至ったということは、私は大変意味があった予算委員会ではないのかな、こう思っております。
特に、この財政健全化、財政構造改革の中で、もちろん公共事業のあり方等々を含めていろいろ議論があるのですが、一番の問題はやはり福祉、年金、医療、特に厚生省関係の予算が年々かなりのペースで伸びて、今やもう二割前後まで達しているということでありまして、今後さらにこの勢いでふえ続けるということになりますと、一体どうやって財政健全化を達成するのかということになるわけでありまして、特に、医療、年金、福祉の抜本的な構造改革がなければ財政健全化というのは絶対に達成できないと私は思うのでありますが、こうした諸改革について、総理の御決意、お考えをお聞かせいただければと思います。