松崎俊久の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○松崎俊久君 既に東北ではこの問題を検討している町がありますし、その自治体に対しては、厚生大臣賞が二回、国土長官賞が一回、この三、四年の間に健康づくりという問題をめぐって出されたモデルの町づくり、私七年前からこの町づくりに参加してまいりましたが、一方、これを受けとめるために沖縄の平良市が既にこの計画を進めておられます。こういうところの経験というものを十分活用されるべきだろうと思います。特に平良市は先週国際学会から保健計画が極めてすぐれているという表彰を受けておりますので、うまくその経験を活用されれば、むだなくこの問題が進行するかと思いますので、ぜひ御考慮をいただきたいと思います。
時間がなくなってまいりましたので、一つ質問を省略いたしまして、農業問題について質問いたします。
今回、沖縄のサトウキビをめぐる、砂糖をめぐる予算が、精糖振興に関してはマイナス一千五百万、糖価安定対策費がマイナス三億七千五百万ということになっております。これは沖縄の農民から見れば恐らく相当な反論が出る内容かと思いますが、私はむしろ高くこれを評価したいと思っております。
というのは、沖縄の農業を本当に自立したものにするためには、サトウキビ依存農業をやはり克服して農業構造改善に大胆に足を踏み出さなければならないと思いますし、既にそのいい前例は、鹿児島県沖永良部島の和泊町あたりが、サトウキビをやめてほかの農業に転換したために二ないし三倍の収入を町全体が確保しております。沖縄の農業が老人によって支えられているという現状からなかなか転換しにくいことはわかりますが、一歩突っ込んで、やはり他の作物への大胆な転換というものが要求されるかと思います。そうでないと、砂糖一トン当たりの生産費が、輸入すれば三万円なのに沖縄でつくれば二十四万円というこの七倍から八倍の開きというもの、やはりこれは沖縄以外の国民、農民から見ますとどうも納得できないものがあるかと思います。
そういう意味で、やはり沖縄の農民の利益を保護しつつ、急速に他作物への転換というものを、農林省は砂糖に対してのマイナスの予算は結構ですが、それ以上上回る次へのステップというものをどのように考えておられるか、どの方向を志向されているのかお答え願いたいと思います。