瓦力の発言 (外交・防衛委員会)
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○国務大臣(瓦力君) ただいま武見委員の御見識を伺いながら、私どももこの中台間における問題につきましてはさらにこの動向を注視してまいらなければならぬと思っております。
現在のところ、武力行使につながるような軍事的な動きがあるとの情報には接しておりませんが、今、委員御指摘のように、それぞれ今日までの軍事力の拡充、近代化、こういったことに着目をして申し上げますと、新型中距離弾道ミサイル、CSS5でございますが、中国はこのようなミサイル並びに新型ICBM及びSLBM、また新型の駆逐艦でございますとか、フリゲートの建造、配備、さらにはロシアからソブレメンヌイ級の駆逐艦やあるいはキロ級の潜水艦を導入いたしております。また、スホーイ戦闘機や新型地対空ミサイル、加えて空中給油機でありますとか早期警戒機などの近代的な航空作戦の実施に必要な能力の獲得に向けた努力もいたしております。
一方、台湾におきましては、地対空ミサイル、さらに自主開発戦闘機、さらにF16及びミラージュ2000、早期警戒機の配備が進められておるわけでございまして、新型フリゲート艦の導入などがまた一方において海軍では進められております。
将来の中台軍事バランスにつきましては、現時点では確たることを申し上げることは困難でございますが、その動向につきまして十分注目をしてまいらなければならぬと思っております。しかし、私どもといたしまして、中台間が平和で推移することが望ましいわけでございますから、一層そういう視点に立ちましての努力も一方に行っていかなければならない、こう考えております。