山本一太の発言 (外交・防衛委員会)

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○政務次官(山本一太君) ニューヨークのNPT運用再検討会議は、本来であれば五年前のNPTの会議にも出られた河野大臣に演説をしていただくはずでしたけれども、国会の都合ということで、僣越ながら私が参りまして三十分ほどの演説をしてまいりました。
 内容は、今、森山先生の方からもいろいろございましたが、大まかに言いますと、その五年前の運用再検討会議から考えても、ここ数年、核軍縮それから核不拡散をめぐる状況は非常に厳しい。インド、パキスタンの核実験があったり、あるいは今、先生がおっしゃった弾道ミサイルの拡散の問題がある。こういう核不拡散やあるいは核軍縮をめぐる厳しい状況の中で、今回のとにかくNPT運用再検討会議を成功させる、これによって、核軍縮、核不拡散についての盤石の体制をつくるということが主な内容でございます。
 具体的には、日本政府として、この演説の中で、NPT、いわゆるその会議の歴史の中で初めて具体的な提案をいたしました。八項目提案と呼ばれるものなんですけれども、簡単に言いますと、一つは例の核物質の生産に関するカットオフ条約を二〇〇三年、遅くても二〇〇五年までには成立をさせるということとか、あるいはそのSTARTのプロセスを加速させる、STARTⅢを超えたプロセスをどんどんやってくださいという話とか、あるいは核兵器による一方的な削減努力をさらに継続してもらうとか、あるいは核軍縮についてのその交渉を適当な時期に核兵器国によって開始をしてもらうと。こういったかなり踏み込んだ提案を日本政府としていたしまして、結局これはオーストラリアとの共同提案という形になりました。
 いずれにせよ、来週末に向けて、この会議は続いているわけですが、いよいよその最終文書の取りまとめ等の作業もやっておりまして、日本としてできるだけこれを成功に導けるように引き続き努力をしてまいりたいと、このように考えております。

発言情報

speech_id: 114713949X01420000511_008

発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 2000-05-11

院: 参議院

会議名: 外交・防衛委員会