山本一太の発言 (外交・防衛委員会)

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○政務次官(山本一太君) 今、先生の四点の御質問にお答えをしたいと思います。
 まず、アジェンダ連合の動きでございますが、そのアジェンダ連合の核不拡散あるいは核軍縮に対する基本的姿勢については日本政府としてもこの姿勢を評価していると言っていいと思います。ただし、そのアジェンダ連合の出している提案につきましては、先ほど先生がおっしゃった核兵器国との核軍縮あるいは核不拡散に対する考え方、その達成の仕方とやや意見の相違があるところもございまして、これは核軍縮というものは現実的に言いますと核兵器国のある程度合意がなければ進まないということも踏まえて、やはりそこら辺のところは現実的なアプローチを探すべきではないかというのが基本的な日本政府の立場でございます。それが最初の質問のお答えになると思います。
 二つ目。日本の姿勢でございますが、これはもう申し上げるまでもなく、日本は唯一核攻撃を受けた国ということですし、先ほど河野大臣のこともお話を申し上げましたが、国連で毎年究極的な核廃絶の決議も出しておりますし、CTBTに対する日本の長年、ここ数年来の非常に大きなコミットメントも国際社会から認められておりますし、当然核軍縮、核不拡散に対してはできるだけ可能な限りのリーダーシップを持ってこれを進めていくという姿勢には一切変わりがないというふうに申し上げていいと思います。
 三つ目の御質問、アジェンダ連合と核兵器保有国との間の調整努力がかなり難しいのではないかとのお話でございますけれども、今回各国の国連常駐代表、三十カ国以上の代表といろいろとお話をしたりする機会もあったわけですけれども、その日本の持つユニークな立場、すなわち核兵器国とアジェンダ連合との間の橋渡しができるという、このユニークな立場についての評価というものはかなり幅広くあるというふうに感じました。必ずしも、この違いを埋めていくというのはなかなか容易な作業ではありませんが、今回の八項目提案というもの自体がかなりすそ野の広い意見を反映したかなり現実的なものであるということも含めて、日本として十分橋渡しの努力ができると思いますし、この八項目提案でそういう期待もあると思いますし、最後の先生の御質問とも絡みますけれども、いろんなまだまだ幾つかの問題があって、合意までの道のりは決して容易ではないと思いますけれども、最後まで日本政府としてできるだけの努力をする、こういうことであると考えております。

発言情報

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発言者: 山本一太

speaker_id: 17573

日付: 2000-05-11

院: 参議院

会議名: 外交・防衛委員会