田英夫の発言 (外交・防衛委員会)
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○田英夫君 まさに山本さんが触れられたところは、今の御答弁は私と政府のお考えとの違いをある意味でずばり言っておられるんだと思うんです。
つまり、私とというのはちょっとおこがましいんですが、この八項目のうちの三番目のSTARTⅡ、Ⅲ、そしてⅢを超えたプロセスへというそういうところにも関連をします。Ⅲを超えたプロセスというのは一体どういうことになるのか。つまり、その次の四番目は核兵器国自身の核軍縮をやれということ、これも当たり前のことなんですけれども。
実際問題としては、五カ国の中で米ロが圧倒的にまだ万で、それがSTARTⅢが終わると二千発とか二千五百発とかいう核弾頭の数になる。そうすると、まだあと残る三つの英、仏、中とは、これは百発単位ですからまだ単位が違う。その次のプロセスというのは、米ロも千発を割ってくるようなところまで行けと、こういうことなのか。
ところが、私などの感覚で考えると、そもそも核兵器国自身にあなた方自身で話し合って核兵器を減らしなさい、なくしなさいという哲学でいいのかということなんですよ。だから、新アジェンダ連合の国々の皆さんの考え方は私と非常に似ていると思います。私はそう思っているんです。そもそも自分たち自身で自分たちの最大の武器だと思っているものをなくしなさいといったって、それはできっこないじゃないかと。だから、世界の世論がこれを強要するぐらいの強い圧力をかけなければ核廃絶はできませんよというのが、そこの二つの哲学の違いじゃないかと思います。
日本政府の、今の山本さんの御答弁の中にはしなくも出てきたけれども、核保有国に対して配慮するという態度、これは大事かもしれないけれども、それでは核はなくなりませんよというのが私の意見です。そこのところはどういうふうにお考えですか。