弘友和夫の発言 (外交・防衛委員会)
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○弘友和夫君 公明党・改革クラブの弘友和夫でございます。
きょうは条約の審議を行う本委員会でございますけれども、私は、こうした条約締結だとかさまざまな対外交渉の際の日本側の姿勢というものにもかかわりますし、また緊急の問題でもございますので、お許しをいただきまして、長崎県佐世保港内の佐世保重工業、いわゆるSSKと米軍基地の岸壁の競合問題について御質問させていただきたい、このように思っております。
この問題につきましては、去る一月十八日に本委員会におきましても御視察をいただいておりますし、また自民党の中でも佐世保基地問題を考える議員懇談会というのを設置された。また、地元でもいろいろな協議会を持っておりまして、これの本格的な解決のためにはすみ分けをしなければならないということで、国の調査費も計上されて徐々に進んでいるように思うわけでございますけれども、しかし今非常に緊急を要する問題というのが進んでいる。
といいますのは、佐世保港の立神第四、第五岸壁を米強襲揚陸艦ベローウッドとエセックスの交代配備のために七月一日から約一カ月間引き渡しをせいと、こういうふうに要求をされている。これは日米合同委員会の四月六日の最終通告でもそういうふうになっているわけですけれども。こうした明け渡しというのは、一カ月あったにしましても、現在の工事の遅延、また受注工事の契約不可能によるSSKの経営悪化というのはもう目に見えている。要するにここには千五百名も従業員の方がいらっしゃる、その死活問題になる。さらには百社を超える協力企業、また千七、八百人に及ぶそこにも従業員がいらっしゃるわけですよ。一カ月間仕事を全くできないということになりましたら、そういう協力企業なんかはまずもたないというところがたくさん出てくるという大変な当面する問題が起こっております。
それにまた追い打ちをかけるように、今月の九日には蛇島南岸壁の共同使用区域、これを来年の一月までに明け渡しをしなさいと、こういう要請が来ておるということでございまして、まず一つは、今この抜本解決のために進んでいるものが本質的に何年かかってこれのすみ分けができるのか。これは十年、二十年かかったって、これはもう大変いろいろな問題が起こっているわけですから、それが二年でできるのか三年でできるのか五年以内にできるのかというそういう決意等もお聞かせをいただきたい。
それと同時に、こうした立神第四、第五岸壁の問題、これは防衛施設庁は作業台船を並べてどうかということで、それは米軍にけられて、もう七月ですから目の前に来ているわけですから。これを何でけられたのか、どういう理由でけられたのか、またどうしようとしているのか。それから、蛇島南岸壁のことについても、時間がございませんので簡潔に明快にお答えをいただきたい、このように思います。