二階俊博の発言 (交通・情報通信委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(二階俊博君) ただいま委員御指摘のように、先般、予算委員会におきまして大先輩であります久保委員からの御質問がございました。私もその席に同席をしておりました。したがいまして、久保委員のおっしゃること御無理ごもっともでありまして、反論はいたしませんでした。
まず私は、新潟県警の不祥事に対しましてはいまだに信じられないような不祥事だというふうにさえ考えております。警察みずからが厳しい反省の上に立って一丸となって再起を図る決意を持つことが大事でありまして、私は、警察は、国民の皆さんの厳しい視線、国会でのそれぞれの政党からの御意見等も十分配慮の上、これから警察の信頼回復に真剣に立ち上がってもらいたいということを期待しているものであります。
昔からこういう事件が起こるたびに思い起こすことでありますが、あの福島県の二本松にございます戒石銘の一節に、「下民は虐げ易きも上天は欺き難し」という言葉がございます。まさにみずからのやっておる行為、天はちゃんとそのことを知っておる、したがって天を欺くことはできないという二百年以上前の教えを、いまだに我々このことをこうした事件が起こるたびに思い起こすわけでありますが、極めて残念至極に存じております。言語道断という言葉がよく言われておりますが、まさにそれを越えて、警察に対する国民の皆さんの信頼を裏切ったということに関しましては怒りさえ感じておるものでございます。
それにつけて運輸省としてどういうことをやったかということでありますが、私ども運輸省におきましては、一月十七日に、地方の局長会議におきまして事務次官よりこのような問題に対しての対応を徹底指示をいたしておるところでございます。二月十四日に、さらに地方の総務部長会議を行いまして、官房長よりこれらのことに対し、いわゆる職員の綱紀粛正について徹底指示を行っておるところでございます。今度、四月一日からの国家公務員倫理法施行に当たっても、改めて文書によって指示を発する予定でありますが、私は同時に、各出先の局長等に対しましてテレビ電話を活用して厳重指示をするつもりでございます。
運輸省としては、警察がこういうことを起こしたから運輸省が改めて職員の綱紀粛正を云々するということではなくて、どのような官庁であれ、国民の信頼を得て行政を進める上において、職員の綱紀粛正の徹底は何よりも重要なことだと常日ごろから考えておりますので、今改めて警察でこういうことが起こったからということで運輸省に何かを私が指示するということはありません。