岩本荘太の発言 (交通・情報通信委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○岩本荘太君 ただいまの御答弁、大変ありがたいんですが、実は私、きのう予告申し上げましたすべてについてカバーされているようでして、今私は平成十二年度予算としてどういう取り組みかということをお聞きしたつもりでございますが、その後に今大臣がお答えになったようなことを逐一ちょっとお聞きしようかなと、こう思った次第でございます。
 それはよしとしまして、今のお話で、平成十二年度、もう怠りなく準備されているというふうに理解できると思うんですが、それはそれで結構なんですけれども、今もお話しになりましたようにいろんな問題を含んでいるわけです。
 例えば、きのうも渕上委員が御指摘されておりましたけれども、要するに一般大衆の方がデジタル化は本当にいいのかどうか、本当にそれになついてくれるか、なじんでくれるかということが一つあると思うんです。私自身は恐らくなつくだろうとは思いますけれども、国民の目から見ますといろんな受けとめ方があると思うんです。
 今まで放送界というのを見ていますと、テレビが最初に出てきたときには、これはまさにお金を持った人が、お金を持った商店がその機械を買ったと。そうすると、皆さん周りの人がそれを見に行って、さすがだということで、お金があったらぜひ買いたいということで普及したんだと思うんです。だから、テレビの最初の白黒の普及というのはそういう経緯をたどっている。それと同時に、カラーについては、これもやはりどこかカラーのデモンストレーションがありまして、それを見て、やっぱりお金ができたらこれを買いたいと。
 そういう観点からいきますと、今度のデジタル化というのは非常に宣伝しづらいんじゃないかなという感じがいたすんです。今大臣が言われたいろんなメリットがあるわけですけれども、それが今までのカラー化とかテレビ化と同じような宣伝の仕方というのはなかなかしづらいような感じがするんです。その辺の御苦労があると思います。その辺はこれからいろいろな面でいろんな検討をさせていただきたいと思うんです。
 もう一つ具体的に言いますと、二〇〇〇年にBSを飛ばして、現実にデジタル放送が上から来るわけです。そうすると、全国津々浦々に行くわけです。これはNHKだけじゃなくてキー局も入っているわけです。したがって、地方で考えましたら、NHKは当然でございますけれども、キー局の放送というのがほとんどを占めていて、地方独自の放送というのは余りなかったわけです。それが、今度は地方であっても、アンテナと受像機さえ持っていればそれはみんな地方に来ちゃう。そうすると、地方局の存在意義というのはBSが飛んだだけで非常に影響を受けるんじゃないかなというような問題が一つ出てくると思うんですが、その辺についてちょっと御所見がありましたら。

発言情報

speech_id: 114714197X00320000315_158

発言者: 岩本荘太

speaker_id: 17813

日付: 2000-03-15

院: 参議院

会議名: 交通・情報通信委員会